■あいさつ
旅において、挨拶の表現を覚えることはとても重要です。挨拶をするだけで、その人の印象がとてもよくなるからです。逆に挨拶をしない人は「なんだあいつ」と思われてしまうかもしれません。スペイン語の挨拶表現はたくさんありますが、あまり多いと覚えられないので、厳選して紹介します。
Hola.(オラ)
(やぁ)
(やぁ)
「hola」は朝・昼・夜いつでも使える挨拶です。 聞いたことあるかもしれませんが、「やぁ」とか「こんにちわ」という意味です。 親しい間柄でよく使われます。英語だと「Hi!」や「Hallo!」に近いでしょうか。スペルも何となく「Hallo」に似ています。
朝・昼・晩それぞれで使い分ける挨拶もあります。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
(おはよう)
Buenas Tardes.(ブエナス タルデス)
(こんにちわ)
Buenas noches.(ブエナス ノーチェス)
(こんばんわ/おやすみ)
(おはよう)
Buenas Tardes.(ブエナス タルデス)
(こんにちわ)
Buenas noches.(ブエナス ノーチェス)
(こんばんわ/おやすみ)
「buenos」「buenas」は英語の「good」に相当するものです。スペイン語には男性名詞・女性名詞というものがあり、修飾する単語の性別によって、語尾が「~nos」か「~nas」に変わります。
「días」は「日」と言う意味の「día」の複数形です。英語だと「day」に相当します。「tardes」は「午後」と言う意味の「tarda」の複数形です。スペルは全く違いますが、英語だと「evening」に相当します。「noches」は「夜」という意味の「noche」の複数形です。英語だと「night」に相当します。
つまり、そのまま英語に変換すると
スペイン語 | 英語 |
---|---|
Buenos días. | Good day. |
Buenas Tardes. | Good evening. |
Buenas noches. | Good night. |
となるわけです。
アルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」は「Buenos Aires」と書き、そのまま英語に変換すると「good air」で「良い空気」という意味なのです。
次にお別れの挨拶です。
Adiós.(アディオス)
(さようなら)
(さようなら)
点がついてる位置にアクセントがきます。日本人には少し違和感がありますが、「アディオス」の「オス」の部分がアクセントになります。
他にも
Ciao.(チャオ)
(じゃあね)
(じゃあね)
などもあります。南米でよく使われる表現です。
初対面の挨拶は、以下のように言いましょう。
¡Mucho gusto!(ムーチョ グスト)
(はじめまして)
(はじめまして)
「mucho」は「たくさんの」という意味です。英語の「much」からイメージしましょう。「gusto」は「気に入る」という意味の動詞「gustar」の語尾が変化したものです。(動詞の活用についてはこちらをご覧ください。)
「Mucho gusto」は直訳で「とても気に入っている」という意味ですが、これで「はじめまして」という意味で使われています。
初対面でない場合は典型的なスペイン語のフレーズがあります。
¿Como está?(コモ エスタ)
(ごきげんいかがですか?)
¿Como estás?(コモ エスタス)
(ごきげんいかがですか?)
(ごきげんいかがですか?)
¿Como estás?(コモ エスタス)
(ごきげんいかがですか?)
「como」は英語の「how」に相当します。「está」と「estás」はbe動詞に相当します。つまり、英語の「How are you?」ということです。「you」にあたる主語は省略されています。また「está」と「estás」を使う場合がありますが、「está」を使う方がやや丁寧です。
この他、
¿Que tal?(ケ タル)
(ごきげんいかがですか?)
(ごきげんいかがですか?)
なども使われます。
これらに対する返事の表現は、
Muy bien.(ムイ ビエン)
(とてもいいです。)
(とてもいいです。)
「muy」は英語の「very」、「bien」は「well」に相当します。つまり「very well」です。とてもよく使うスペイン語表現です。
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旅行関係に限らず日常などで使えるスペイン語のフレーズを紹介します。 記事数が多くなるので、下記リンク先の記事一覧にまとめました。
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