■スペイン語が話せなくても旅ができるか?
英語圏以外の国を旅行する際、言葉が通じるか不安になる方もいるでしょう。英語なら多少理解できても、第二外国語ができる方は少ないかと思います。
このサイトを見にきている方でしたら、スペイン語をご存知の方もいるかもしれませんが、まだスペイン語学習を始めて間もない方の場合、どの程度旅行に支障があるか気になるところです。
ではスペイン語ができなくても旅行はできるのでしょうか?まずは英語が通じるか?という話から始めます。
スペイン語圏の英語普及率ですが、一般的によく言われているとおり、ホテルや観光案内所、旅行代理店、比較的大きなレストランでは通じることが多いです。またドミトリーなど安宿も世界各地から旅行者がやってくるので、スタッフは英語が通じます。やはり観光客向けの商売ということもあるでしょう。
逆に雑貨店のようなローカル向けのお店だと通じない場合が多いです。特にお店のご主人がお年寄りだと通じる確率は少なくなります。ただ、私の経験ですとスペインでしたら20~40代あたりの方で英語が話せる人は結構いました。ちなみに南米の場合、若い人でも「英語が話せない率」は増えます。
都会と田舎でも異なります。当然都会より田舎の方が英語通じる率は低くなります。日本でもそうですが外国人と接する機会が少ないため、英語の必要性がないのでしょう。南米は周辺国もスペイン語ですしね。
次に本題のスペイン語が話せなくても旅行はできるか?ですが、多少の困難はあるかと思いますが、旅行は問題なくできると思います。
まず前述したようにホテルや観光案内所、レストランなど旅行中利用する施設に関しては英語が通じます。英語が通じない場合でも身振り手振りで意思を伝えることができます。例えばお店で何かを買いたいとき、お店の人は客が物を買いに来てると分かってるので、その時点でもう半分意思が通じてるわけです。あとは欲しいものを持ってけばいいわけです。
電車やバスのチケットを買うときは筆談が便利です。外国ではバスが発達してることが多いのですが、比較的しっかりした窓口があります。そこで行きたい場所と日時、必要であればバスのグレードなどを書いて見せれば、手配してくれます。
スペイン語が通じなくて困るのはトラブルに出会ったときです。細かいニュアンスが伝わらなかったり、相手が何で怒ってるのかわからなかったりとなかなか話が通じないことがあります。特に聞き手になった場合が大変です。話すより聞く方が難しいからです。
しかし、そのようなケースを除いては、スペイン語ができなくても旅に支障がでるようなことはありません。仮にトラブルにあったときも実際何とかなるものです。 海外旅行に行ったことがある人は、「あの人の助けがなければやばかった」みたいな経験はないでしょうか?その出会いは偶然ではなく、トラブルに陥ったとき「あの人」が必然的に現れるわけです。
というわけで、スペイン語ができなくても何とかなる!が結論です。ただ、ある程度のスペイン語を覚えて旅をすると楽しいものです。そうでなくても、最低限の言葉(挨拶など)は覚えておくとよいでしょう。辞書や会話帳を持っていくのもいいかと思います。スペイン語ができる旅人を探して一緒に行動するのもいいでしょう。
そうそう、スペイン語で「トイレ(baño、servicioなど)」は覚えておいた方がいいです。海外は町中にトイレが少ないのでピンチのときは必須の単語です。
あと必要なもの。それは勇気。勇気あるのみです!
旅行関係に限らず日常などで使えるスペイン語のフレーズを紹介します。 記事数が多くなるので、下記リンク先の記事一覧にまとめました。
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